ヤビツ峠

 昨日は関東の自転車乗りが集会所のようにしているヤビツ峠というところまで行ってきました。
 輪行で行こうと思ったんですが、最寄りの秦野に行くためには新宿に行かなくてはいけない、ということは中央線を使わなきゃいけないので混んでそうでやだなと思ったので自走することに。今考えると東海道線使って二宮まで行ったほうが楽なのかな。そこから12km自走でアップに調度よさそうだし。

 家から自走で秦野まで行くには渋谷を抜けて246に乗ります。大体65kmなので余裕だろう。
 と思っていたんですがまず渋谷周辺の混雑具合、信号、坂の多さに気が滅入る。更に溝口で本格的に迷う。なんとか抜け出すも246が想像以上に登りできつい。という五重苦。
 3時間、遅くて4時間を予想していたら5時間かかりました。走行記録を見たところ家から秦野までの合計上昇量がヤビツ峠の合計上昇量を6m上回っていました。あー疲れた。


 秦野について荷物をロッカーに入れていよいよヤビツ峠
 なごき交差点から登ります。
 昨日色々調べた所、鶴見辰吾はこの峠を39分台で登るという情報をゲット。46のおっさんが登れるなら余裕だろうと完全に舐め切ってスタート。
 ヤビツは前半が山場という事らしいのでとにかく飛ばす。住宅街のあたりは本当にきつかったです。不動峠のラストが続く感じ。
 その後山場を越えたのか少し緩やかな坂が続き、抑えめに走る。というかバテる。
 汗が異常にしょっぱい。海よりしょっぱい。しょっぱい汗はヤバイみたいな事を聞いたことがあるけどまじでしょっぱい。
 しばらくすると頭がふらふらーっとしてくるので気合でクランクを回す…と思ったけど気合で乗り切ろうとすると本当にやばい感じだと思ったので恥を忍んでビンディングを外し足をつく。8.2km地点。
 足をつくと胸の奥の方から込み上げるパトス。次の瞬間ブフォッ!っと嘔吐しました。吐く時って喉が痛くなるイメージがあったけどウィダーインゼリーがそのまま出た感じだったのでとても喉越しまろやかでした。
 以前不動峠で中島くんが吐いてたので後で話を聞いた所、全く同じ感じで吐いてました。運動を止めた瞬間に込み上げる熱い想い。熱中症だ。
 どう考えても身の安全を考えて下山した方がいいんだけど、ちんたら走って歩いてを繰り返してゴール。過去最高に達成感の無いゴールとなりました。


 1:07.12。鶴見辰吾さん、ふざけたことを考えて申し訳ありませんでした。

 と、こんな感じで僕の初めてのヤビツ体験はゲロミソな結果で終わったのでした。
 安田大サーカス団長は54分らしいので次回はそっちを目指します。


 初の最大心拍数200ゲット。