両嵌


 ここ最近何を切るかなんて迷うような事はなかったんだけど久しぶりに迷った。こんな風に書くとミスしない人間みたいだけどあまり牌効率に興味がないってだけでノータイムでのミスはたくさんしてるんだろう。
 というかこれも牌効率という点においては25mを切ればいいってのは分かるんだけど果たしてそれでいいのか。*1
 3mを引くまでは「筒子か索子のどちらかを先にチーしてその後ポンテンチーテンが取れればいいな」と思ってたんだけどシャボの片割れが端っこにかかる両面になった。
 門前で行く気なら多分ラッキーと思ったんだろうけど完全に喰い断を考えていたのでめんどくさいところが両面になっちゃったなーと思い、しかも筒子と索子はどっちも両嵌で、両嵌は聴牌まで手を掛けたくない派の僕としては萬子を切らざるを得ない。
 この2m対子を23mの両面にしてしまうとポンで手を進めることができなくなるのですごいスピードが落ちるんじゃないかなと思ったわけです。
 

 僕は裏目るっていう表現をあまり使わないんだけど、それは少しでもその牌や塔子を残す理由があったのであれば、先に払った方の牌にくっついたり塔子が埋まったりしてもそれはしょうがないと思っているからです。
 そういう理論からすると一向聴以前での両嵌は手をかけづらい。一番困るのが357。嵌張に固定するとき必ず言い訳のしようがない裏目が出来る。次に困るのが468(246)。赤受けと両面変化を見る8切りと最終形を少しでも端に寄せる4切りの二つの選択肢がありどちらがいいのか自分の中で結論が見えていないので裏目ったときに「これは裏目じゃない」と言い切れ無い。135、579もタンヤオのつかないときは良く解らん。


 今回の場合は両嵌に手をつけるのなら9pを切っているので両面変化した時のことを考えて7p切りが優秀かもしれないけど、それってそもそも変化を前提に見た話の場合であって、直接の6p受け入れを失うのはちょっと嫌だ。6pは何も悪くないんだ。9p切ってるからって理由で6pが不要牌になるなんて6pがかわいそうだ。まあ6pはあまり好きな絵柄では無いのでどうでもいいのだけれど。


 結局のところ嵌張に手をつけるのは嫌なので2mを切りました。
 タンヤオに行くに当たって両面変化しても問題のない4sの両面化を期待して8s切りという一切触れてない選択が一番いい気がしてきた。

*1:別に25mじゃなくて何切っても大体一緒だった!!ノータイムミス! http://tenhou.net/2/?q=22334577m357p468s