2011ペナントレース

 今年度最後の試合を見に神宮球場に行ってきました。
 神宮は去年5回くらい見に行ったんですけど今年はこれが初。気づいたら最後だったので行きました。



 石井弘寿引退試合

 CS出場チームも決まって何が見所なのかイマイチ分からない試合ですが、可能性のあるタイトルもあるわけで
・栗原が6打点で打点王
・宮本が9打数9安打で首位打者
・青木が3割打てなかったら引退(東スポソース、6打数6安打でも無理?)
 という訳で結局見所ないですね。最後のタイトルじゃないし。

 マエケン奪三振王は確定してるし本当になんの見所もない…と思って見ているといつの間にか5回終わってノーヒットノーラン
 ヤクルトも調整試合のつもりなのか全然ヒットが出そうにないし、これはひょっとしたらひょっとするかも。
 ノーヒットノーラン達成するためには味方が得点しなきゃいけないのですが6回表に東出のヒットからなんとか得点。僕の中で東出は一昔前の2ゴロをエラーにする機械みたいなイメージしかないんですが、ここ数年でカープの要みたいになっていますね。
 その裏に四球を出すもヒットは打たせず、7回8回を3人でサクッと締め、これはマジであると期待が高まる。
 最終戦ノーヒットノーランやってくれ、できないならいっその事負けたほうが清々しい、なんて思っていたら1アウトから藤本がサクッとツーベース。ペロッと上田が続き、畠山の内野ゴロで東出がゆるふわトスしている間に同点。最後に代打の福地でサヨナラ。

 あまりにも素晴らしい展開に涙しそうになりました。
 美しすぎる。
 ノーヒットノーランやってくれても良かったと思うんですが失敗するやいなや逆転サヨナラ。
 同点のまま延長が一番寒い展開だったと思うんですが元カープの福地がしっかりと決めてくれました。同点許したのは結局お前かという東出。
 機能美のようなものを感じます。
 野球観戦で一番感動した。面白かったです。